タブレットというとスマホのでかい版というだけでそんなに欲しいもんじゃないよなぁ。
そう思いつつも衝動買いしてしまったのが、このAndroidタブレット「Google NEXUS7」。
一ヶ月ほど前に購入したのだが、こいつが予想外に活躍しまくっている。
ざっと挙げると、下のような感じになる。
・ネットサーフィンに最適、さっと使えるのでパソコン起動回数が大幅に減った。
・Kindleのアプリをインストールすれば、読みたい本がいつでも読める。何冊持ち歩いても重さは変わらない。長い通勤でこれは意外に重要。
・別売りのキーボードを使用すれば、電車内でのプログラミングやブログ等の書き込みも素早くできる。
・iPhoneよりカスタマイズ性が高く、アプリによって中身ががらりと変わる。楽しい。
ちなみに、今この記事もNEXUS7から執筆したもの。長文もキーボードがあればすいすい行けるね!
さて、意外な素晴らしさを与えてくれたNexus7ではあるが、キーボードを使いたいという方は注意が必要だ。タブレット用キーボードには、色々と問題があるからだ。
今回は、その事についてお伝えする。
私が購入した microUSB式キーボード(800円)
届いたばかりのキーボードを繋げて、童心にかえってカチャカチャと楽しんでいたら、画面を見て違和感を感じた。
どうも何か違う。
そう思って今度はゆっくりと、キーを確認しながら押してみた。そして気づいた。
キーボードに描かれている文字が、実際に表示される文字と違う!
@ は ” になってしまうし、^ は & になってしまう。これではプログラミングとかが面倒なことになってしまう。
こいつぁ欠陥キーボードじゃないかと思いながらググってみると、「キーボードはアメリカ的なキー配置なのに、タブレット側が日本のキー配置だと認識してた」ために起きた問題だった。
キーの並び方が、国によって違うことを初めて知ったぜ。
もちろん対策をした。
設定から言語と入力を選択、物理キーボードを選択し、キー配列を英語(アメリカ)に設定。すると無事、キーボードに書かれている通りの文字を打つことができるようになる。
いやー、良かった良かった。これで文字を打ちまくれる。
が、ここで終わらないのがandroid。
やってくれました。はい。
日本語モードにできないのです。(半角・全角の切り替えができない。そもそも半角全角のキーがキーボードに用意されていない)
ネットでググると、Shift + Space でいけるとか、Ctrl + Space でいけるとか、色々あったが全滅。一体どういうことなんだと思いながら数時間格闘したところ、ようやく原因がわかった。
Google日本語入力のせいだった。
※変換とかがすごい優秀なアプリ。入れると文章を書くのがすごい楽になる。
どうやらこいつのショートカットキーには「日本語に切り替える」というのがそもそも存在せず、キーボードから切り替えることができない仕様だった。
そんなわけでGoogle日本語入力をはずし、デフォルトに戻してみた。
Shift + Space。おお、確かに切り替わる! 感動だ!
Google日本語入力がないため変換がクソになり、痛し痒しであるが、まあ電車内で長文がかける環境ができたことは喜ばしい。これからも、ちまちま文章を書いていくぞー。
以上、本日のタブレット体験記でした。
余談ですが、床屋のおっちゃんに「電車内でパソコン使ってる人って何様だよって思いますよね。かっこつけですよ!」と力説された。
すっごい返答に困った。